5月21日(土) 2005 ヤマザキナビスコカップ 第3節

浦和 2 - 1 新潟 (14:05/埼玉/30,744人)
得点者:'6 エメルソン(浦和)、'60 鈴木啓太(浦和)、'74 エジミウソン(新潟)

ブッフバルト監督(浦和):
「ホームなので、絶対勝ちたい試合だった。先制点を早い時間帯に取れたことがよかった。ただ、前半多くのチャンスを作れていたものの、好機をうまく得点に結び付けられていなかったことは課題。後半は2点目をねらいに行き、2点目を取ることができた。後半のエジミウソンのPKがなかったら完璧な試合だったが、結果は妥当なもの。エメルソン、達也、永井のコンビネーションはよくなってきており、攻撃力は増している。(初の公式戦出場となったエスクデロについて)はじめての試合でナーバスになっていた部分もあったと思うが、全体的にはいい出来だったと思う」

Q.エスクデロが入る直前に相手にPKを与えることとなったが、投入をやめることは考えなかったか?

「まったく考えなかったと言えば嘘になるが、FWとFWの交代ということもあって、躊躇するようなことはなかった。ベンチに入っている選手はみな信頼している」

Q.エスクデロのどこを気にいって起用となったのか?

「練習でいいプレーを見せてくれていた。特に少ないチャンスをゴールに結び付けられるようなところがあると思う。個人技だけでなく、ほかの選手とも問題なくコンビネーションを築くことができる。練習に取り組む姿勢がよく、試合でも使えると思った」

長谷部誠選手(浦和):
「相手が引いてくることは分かっていたので、サイドから崩すことを狙い、カウンターに気を付けようと思っていた。前半はいい形ができていたと思う。後半は相手にPKを与えてしまうなど、自分たちで試合を苦しくしてしまった。終盤は間延びして、攻守の切り替えもうまくいかなかった」

鈴木啓太選手(浦和):
「(得点場面について)エメルソンがファーサイドをねらうだろうと思っていたので、こぼれ球をねらっていた。いいところにこぼれてきてくれた。ただ、2点目を取ったあとに、中盤が間延びしてしまったことは問題。前半はセカンドボールを拾えていたが、後半は拾えずに苦しくなった」

エスクデロ選手(浦和):
「(初の公式戦出場について)小さい頃からの夢だったので、うれしかった。最初はミスを恐れて消極的になった部分もあったが、やってみたらそんなに差は感じなかった。少し自信が付いた。(入る前にエメルソンから声をかけられていたが?)自信を持ってやれとポルトガル語で言われた。(ブッフバルト監督からの指示は?)まずは守備を意識し、自信を持って自分のよさを出すようにと言われた」

●エメルソン選手(浦和):
「チームが勝って勝点3を取れたことはよかった。監督から言われたことをチームとして、しっかり守ることができた。達也と永井とのコンビネーションも、どんどんよくなってきている。(エスクデロについて)若い選手だが、すごく能力を持ったいい選手。これから経験を積めば、もっといい選手になると思う」